給付金とは、個人の活動や事業支援のために審査を得て給付されるお金です。制度によっては返済不要で、ある程度のまとまったお金を給付してもらえる点から、仕事が不安定になりがちなフリーランスにもおすすめと言えるでしょう。

給付金の中では、昨今の情勢もあって有名となった持続化給付金がもっとも知られているのではないでしょうか。申請期間は終了していますが、フリーランスを含む事業主がコロナ禍で大幅な売上減などの影響を受けた場合、事業継続のための資金をサポートする国の給付金です。

今後も継続して事業を続ける意思があれば給付対象となっており、給付金の使途についても細かい指定はありません。事業計画などを提出しなくても受給できる点は、容易に申請できるメリットでもあるでしょう。

給付対象の主な条件としては、「新型コロナウイルス感染症の影響によって、一月の売り上げが前年同月比で50%以上減少している」「2019年以前から事業収入を得ている状況で、今後も事業継続の意思がある事業者」に該当する人です。

フリーランスを含む個人事業主は、最大で100万円の受給額でした。その持続化給付金の後継として創設されたのが、事業復活支援金です。これについても、申請期間が終了しているものもあるので注意しなければなりません。

ただし、今後の状況によっては給付が再開される可能性も考えられます。事業で大変な思いをしているフリーランスは、今後の給付金の情報について常に目を光らせておくと良いでしょう。